ワクチンのお話💉

ワクチン接種は、伝染病を予防する・重症化させない為に不可欠なものです。
ワクチンの効果を最大限にするには、いつ接種するかのタイミングが重要です😳

今回はワクチンの打つタイミング、抗体価のお話をしたいと思います💁🏼✨

抗体価とは⁇

動物の体内にある、特定の病気に対する抵抗力を持ったペプチド(タンパク質群)の事を「抗体」と言います。

その抗体を作り出すために接種するのが「ワクチン」で、抗体の量が「抗体価」です🗣️‼︎

ワクチン接種後に作られる「抗体」がどれくらいあるのか、血液検査でチェックすることができます🤭✨

当院では抗体検査は8800円でできちゃいます👏🏼✨(税込の料金になります。)

ワクチンを打つタイミング

【子犬の場合】
生後2ヶ月で1回目、生後3ヶ月で2回目、生後4ヶ月で3回目の計3回になります。

【子猫の場合】
生後2ヶ月で1回、その後1ヶ月後に1回の合計2回その後は、犬・猫ともに、1年に1回の追加接種が必要です☺️✨

🐶犬の混合ワクチン💉

当院では5種・7種を取り扱っています🧑🏼‍⚕️

5種:①犬ジステンパー

   ②犬アデノウイルス(2型)

   ③犬伝染性肝炎

   ④犬パラインフルエンザ

   ⑤犬パルボウイルス感染症

7種:①犬ジステンパー

   ②犬アデノウイルス(2型)

   ③犬伝染性肝炎

   ④犬パラインフルエンザ

   ⑤犬パルボウイルス感染症

   ⑥犬レプトスピラ病(カニコーラ)

 ⑦犬レプトスピラ病(イクテロヘモラジー)

レプトスピラ病は今のところ関東地方ではほとんど発生がありません。しかし、旅行等で関西に行くワンちゃん、ドックランなど不特定多数のワンちゃんと遊ぶことが多いワンちゃんではレプトスピラ病に備えて7種を接種することをオススメします☝🏼💡

🐱猫の混合ワクチン💉

当院では3種を取り扱っています👨🏼‍⚕️

3種:①猫ウイルス性鼻気管炎

   ②猫カリシウイルス感染症

   ③猫汎白血球減少症

💡料金表💡

※表示料金は税別です。

※ワクチン代と別で診察料がかかります。ご了承ください。

(犬)

5種混合ワクチン9000円
7種混合ワクチン11.000円

(猫)

3種混合ワクチン6500円

この記事を書いた人

片桐浩基

日本大学獣医内科学研修室卒業後、東京大学動物医療センター外科系研修を修了。その後、千葉県鈴木犬猫病院の勤務医として診療にあたる傍ら2022年からは日本小動物医療センター画像診断科研修医を務める。2023年、千葉県浦安市に「新浦安ペットクリニック」を開院する。
資格:JAHA総合臨床医・獣医腎泌尿器学会認定医・ペット栄養管理士