避妊,去勢の必要性🤔💭

愛犬や愛猫が生後6ヵ月になると、避妊・去勢手術を受けることができます‼︎

「健康なのに手術したほうがいいの?」思う飼い主様もいるかと思います😕💭

避妊・去勢手術は、早期に行うことで様々なメリットがあります🙆🏼‼︎

そこで今回は、犬や猫の避妊・去勢の重要性について解説します💁🏼✨

犬猫の避妊・去勢手術を行う理由

犬や猫の避妊・去勢手術は望まない妊娠を避けるためのものではありますが、他にも様々なメリットがあります☺️💡

⭐️避妊手術を行うと、発情出血(生理)や発情がなくなるため、発情に伴うトラブルを防ぐことができます‼︎

⭐️去勢手術では、マーキング行動やマウンティング行為の減少や、発情によるストレスを低くできる可能性があります‼︎

避妊・去勢手術を行った際に予防できる病気について

避妊・去勢手術を行うことで性ホルモンに関連した病気の予防が可能です😳‼︎

具体的には以下のような病気を予防できます。

~女の子でなりやすい病気~

⭐️子宮蓄膿症
子宮内に感染が起こり、膿が溜まってしまう病気です。全身に細菌が巡って炎症が波及し、命を落とす場合もあります。

⭐️乳腺腫瘍
犬では半分が悪性、猫ではほとんどが悪性です。悪性の場合、全身へ転移して亡くなることもあります。

~男の子でなりやすい病気~

⭐️精巣腫瘍
特に潜在精巣の子でなりやすいです。猫では稀で、犬では良性の場合が多いです。

⭐️会陰ヘルニア
肛門の周囲(会陰部)の筋肉がゆるく薄くなり、隙間から脂肪や腸管、膀胱、前立腺などが飛び出てしまう病気です。排尿障害や臓器の壊死がおこると、命に関わる場合があります。

避妊・去勢手術は犬も猫も生後6ヶ月から行うことができますが、特に女の子の場合、犬では初回発情を迎える前に避妊手術を行うことで、ほぼ100%(95.5%)、猫では6ヶ月齢以前に避妊手術を行うことで91%程度、7~12ヶ月で避妊手術を行うことで86%程度、乳腺腫瘍の発生率を下げることができます。

当日の流れ

①午前10時までに来院して頂き

身体検査(問診・視診・触診・聴診)

血液検査

胸部レントゲン検査

を行います。

⚠️ご飯は前日21時までに食べ切って下さい。

⚠️水は当日でも大丈夫ではありますが、ご飯も一緒に与えてしまう方もいるので注意して下さい。

そこで問題なければ

②お昼に手術を行います。

③術後の様子により入院。

 ※基本的には日帰りで問題ありません。

④ 退院当日から抜糸までエリザベスカラー又は術後服を身につけた状態で過ごして頂きます。

⑤手術から1週間後に術後の再診・抜糸をさせて頂きます。

💡料金💡

※ 表示料金は税別です。

⭐️セット内容⭐️

手術前検査(血液検査、胸部レントゲン2枚)

麻酔代、手術代、鎮痛代、抗生剤代

手術後の診察代、抜糸代

犬の去勢手術セッ(10kg未満)45.000円
犬の去勢手術セット(10~20kg未満)50.000円
犬の去勢手術セット(20~30kg未満)55.000円
犬の去勢手術セット(30kg以上)60.000円
猫の去勢手術セット40.000円
犬の避妊手術セット(10kg未満)55.000円
犬の避妊手術セット(10~20kg未満)60.000円
犬の避妊手術セット(20~30kg未満)65.000円
犬の避妊手術セット(30kg以上)70.000円
猫の避妊手術セット50.000円

🌟エリザベスカラー

カラーssサイズ 1300円~

※サイズはその子に合ったものを選びます。

術後服

小型犬用サイズ 2900円~

※サイズはその子に合ったものを選びます。

猫用サイズ   2900円

避妊手術の場合当院ではケイマンという超音波凝固装置を使うことにより

術後の疼痛軽減

傷口の縮小

麻酔時間の短縮

に繋げます。

⚠️手術は事前予約をお願い致します🙇🏼‍♂️💦

何か気になることがあればお気軽にお電話下さい。

047-702-5612

この記事を書いた人

片桐浩基

日本大学獣医内科学研修室卒業後、東京大学動物医療センター外科系研修を修了。その後、千葉県鈴木犬猫病院の勤務医として診療にあたる傍ら2022年からは日本小動物医療センター画像診断科研修医を務める。2023年、千葉県浦安市に「新浦安ペットクリニック」を開院する。
資格:JAHA総合臨床医・獣医腎泌尿器学会認定医・ペット栄養管理士